2012年10月の日記。
10/1
外に何とか出よう、と以前から約束していた友人達と良く行くお店で外食。
妙にはしゃぎすぎ、テンションが変で、言葉の端々に弟の死を隠したいけど隠しきれない様子が、夫には見て取れたようで、後で指摘される。
でも、どうしようもないではないか。まだひと月も立って無いのに。隠すのが苦しい位なのに!
10/3
泣くと、少し前向きになれる。
だが、「〜したい」という気持ちや欲は希薄。
10/4
私の事情を知っている先生に、アロマセラピーを受ける。
ローズとフランキンセンスで、神経が緩んで涙が出そうになるの感じるが、緊張は中々取れない。いつもならすぐ寝てたのに、今回はトリートメント後半まで意識あるまま。
でも弟が亡くなって初めて、弟のことを考えない無の時間が持てた。
10/4
ヨガに行ってみる。でも悲しみの感情をひととき閉じて、自分と向き合うまでにならない。悲しみが、ずっと心にはりついている。
10/9
弟と、次会った時、一杯色んな話が出来るように。
胸はって「あんたの分まで生きてきたよ」と言えるような、そんな生き方が出来るように。
10/10
弟が、一番悔しくて、やりきれないんじゃないかと思う。
でも、優しかったあの子は、自分の悔しさよりも、「みんな、ごめん」と言っているような気がする。「急に死んじゃって、ごめん」て。
だから、私達が悲しめば悲しむほど、弟は辛くなるんじゃないかと思う。
だから、今日は彼の写真の前で、「気にしないでね、良いんだよ」とつぶやいた。