からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。
こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

アロマトリートメント(全身)&ヘッドマッサージについて
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2016年1月16日土曜日

麻のパワーに触れる。

ここ一年、ずっと気になっていた、「麻」のこと。
昨年11月に、知り合いの紹介を通じて、
麻炭染めと、神縄飾りづくりを行なう
「麻づくしワークショップ」が開催されることを知り、
ちょうど予定が空いていたので、申し込みました☆
こういうのって、縁なんだろうな、とつくづく思います。

 
麻炭染めを行なった布たちを干している様子。
ワークショップなどの開催にぴったりの古民家で行なわれました。

講師は、茂木やすこさん。
湘南の方(葉山)から来られました。
麻の素晴らしさを、広めてこられてた麻の伝道師です。

繊維としての麻(精麻)が出来る過程。
微生物がたくさん含まれている理由。

麻がいかに古来の日本人の生活に密着していたか。
生活に欠かせないものであったからこそ、生まれた信仰。
それは麻を通じて自然に生かされていることへの感謝と祈り。

祈りとは、暮らしそのものにあるのではないか。
丁寧に暮らすことが、祈りそのものであったのではないか。

麻に触れると、滝行などの禊(みそぎ) でも落ちないような穢れが清められるそう。
(神社の御祓いに使うのは、大麻(おおぬさ)といって、元々麻が使われていたようです)

「触れる」という行為だけで、
そのものの向こうにある物語を感じられていた、日本人の感覚。

それら全てが奪われ、失われつつある、現代の危機。
麻を通して、古来に備わっていた日本人の感性を取り戻し、
次世代へ繋げてゆくことの重要性。

そんなことを、ワークショップを通して、お話いただきました。
主催者の清水康代さんをはじめ、
参加している方々との濃く豊かな時間を過ごしました。

ネイティブアメリカン、フラ、神道などの様々なエッセンスが、
ご自身の中でひとつに繋がった、というやすこさん自身が、
外国のものを自国の文化に融合させるのに長けている日本人の感性 を
体現されているようにも感じました。

販売されていた、オーガニックヘンプ&コットンのふんどし型の
「女神パンツ」を買って、そののネーミングが頭に残ってる。
…だけではないと思うのだけど。

ワークショップが終わって、残ってる印象は、

女神とお話ししたみたいやなぁ。

だったりして。



できあがった、麻炭で染めて麻炭で模様を施した布と、
精麻を綯った神縄。
麻のパワー、奥が深いです。

2016年1月13日水曜日

アーユル×お酒の会ver.2開催しました☆

年をまたいでのご報告となりましたが、
先月の19日に、
「アーユルヴェーダ的お酒の楽しみ方」
Ver.2のワイン編を開催しました。

今回は7名の方の参加となりました。
前半はアーユルヴェーダとお酒の共通比較を
試みてみたり、
今回持ってきたワインやおつまみについて説明。
後半はそれらをいただきながら、みんなでお話し、
という流れ。
今回は、初めましての方から、
アロマ仲間(アロマケアサロンSourireのオーナー、
千春ちゃん。ワタシより先にブログ書いてくれました。
ありがとう!)
やヨガ仲間、飲み友達(笑)など、知り合いも多く、
心強い気持ちと、別の面を見られるどきどきした気持ちと(笑)。


今回用意したのはワインは2種類、おつまみは3種類。
ワインは、「ココファームワイナリー」という、
栃木県のワイナリーです。
(国産、というのも、なるべくその土地のものを、
というアーユルヴェーダなセレクトでもあります。

そして、スペシャルな飲み物でご用意したのは、
蜂蜜の醸造酒、ミード。
初めて聞く方も多いと思いますが、
その歴史はワインより古いとも、
人類が初めて出会ったお酒とも言われます。
このお酒が、甘味があってとっても美味しい♩

おつまみは、ワインに合う定番でもある、
パンとチーズとレーズンと。
パンはひなたぱんのまるぱん。
(あゆみちゃんに作っていただきました!
しあわせになるパンを、ありがとう!)
チーズは「パニール」という、家庭で作れるチーズ。
これに蜂蜜をかけるのが好評で、
蜂蜜ひと瓶、空きました(笑)

…ううむ、なんだか、
ワインや食べ物の話しばかりになっていますが、
ちゃんとアーユルヴェーダのことも話ししました(笑)
変化球なアプローチでしたが、
アーユルヴェーダってどんなんなん?
な興味の入り口になってもらえてたら嬉しいな。

参加していただいたみなさま、本当にありがとうございました。
色々な方と繋がり、支えていただいてるなあ、と
しみじみと感謝です。

今回初めてのこころみとなった、
「アーユルヴェーダ的お酒の楽しみ方」の会、
ご興味を持って下さった方も多く、
参加された方も楽しんでもらえたようで、
またやって欲しい、との声もちらほらいただきました。

実は次の開催は、考えていなかったのですが、
機会があれば、開催したいと思います。
(次はビール編とかミード編かなぁ?)
あ、でも開催するとしたら、梅雨か冬の時期です。
(開催時期も一応、アーユルヴェーダ的に決めてます)

またブログで案内しますので、よろしくお願いします!

2016年1月9日土曜日

冬におすすめするケア。

冬とは思えない暖かさから一転、
正月三ヶ日を過ぎて、急に寒さがやってきました。
乾燥も強く、急に体調を崩していらっしゃいませんか?

この寒い時期のおすすめケアは、
ヘッドマッサージ。
全身のトリートメントもおすすのですが、
「寒いし、服脱ぐのもちょっと億劫だなあ…」て思う時にも、
手軽にできるところがポイント。

頭部には、沢山のツボがあり、
血行が良くなるので頭のマッサージだけで、
全身に働きかけます。

Sun * toco でヘッドマッサージを受けられた方は、
「すごい、頭が軽くなった~!」
とまずおっしゃいます。
視界もクリアになって、目もぱっちり、
顔がぱっと明るくなっているのがわかります。

常にスマホやパソコンに向き合い、
思考をめぐらせることが多い現代。
頭は想像以上に疲労してるのです。
ということが、 ヘッドマッサージを受けて
改めてわかったりして。

皮膚は脳と同じところ、外胚葉から生まれています。
だから皮膚をやさしく触ることは、
脳をやさしく触るのと同じなのですが、
脳に近い頭皮へのアプローチは、
よりダイレクトに脳に働きかけるトリートメントとも言えます。

ワタシ自身、はじめてヘッドマッサージを受けた時に、
たった10分少々受けただけでも
そのスッキリ感にびっくりしました。

あ、ちなみにこの時期、
マッサージにオイルを使うなら、
セサミオイル(太白ゴマ油) が良いですよ。
アーユルヴェーダ的に、ゴマ油は熱性で、温める作用があり、
冬季や雨季の、「ヴァータ」が増える季節に勧められます。

セルフマッサージをする場合、
シャンプーみたいに指の腹で頭全体をマッサージしてください 。
あとは額のまわりからこめかみ、 
耳にかけて人差し指や中指でくるくると押し回したり。
耳の周りもたくさんのツボがあるので、 
耳をひっぱったりするのも良いですよ。
いづれも気持ちよいと感じる強さで行なってくださいね。

なお、Sun * toco で行なっている
ヘッドマッサージセラピーは、40分と60分のコース。
じっくり、たっぷり、あたまをほぐしてゆきます。
セルフでは味わえない心地良さを実感いただけます。
あたまから、こころとからだをととのえてみませんか?


2016年1月6日水曜日

2016年正月

20016年が始まりました。

弟の三回忌を過ぎた去年の正月から、
夫の実家に一緒に行くことにしています。
弟が亡くなる前までは毎年、
盆と正月に夫の実家に行ってたのですが、
しばらく自分の実家を優先していました)

なので今年も年末年始は夫の実家へ。
お義母さんがとても気の良い方で、
夫の実家にも関わらず、
のんびりさせていただいています。

そんなお義母さんが、
色々ご近所さんの話を聞かせてくれるのですが、
その中で、親より先に逝った息子さんことを話された時、

心のどこかが固まるのを感じました。
「親より先に死んじゃうなんてねぇ...」
と、それに続く言葉は、
まんま、うちの実家に当てはまる訳で。
お義母さんは、何の他意も無く、
普通に、ご近所ネタのひとつで話されたのだと、
頭では判っていても、
心の中は、一瞬嵐のように殺伐とした気持ちが去就しました。


母は年賀状に「あけましておめでとう」
の文字が書けないと言います。
勿論、口にすることにも抵抗があるようです。
いまだ明けてないし、
もう明かないのかもしれない。

父はあまり家で話をしません。
元々、無口な方ではありますが、
外では饒舌になることもあるようです。

母はそれに寂しさも感じているようですが、
日々の生活の中で、母の父に対する言葉は文句しかなくて、
聞いているこちらが堪え難い時があるほど。
それに閉口しているというのが、見ているとわかるのです。

心の中は、嵐が吹き荒れているのかもしれません。
自分の息子が亡くなった事をきっかけに噴出した、
それまでのさまざまな怒りが、今も沸々と燻っているのか。

怒りの裏には、悲しみが常にあるのだと、
感じます。

妹は、死んだ目をしていた(と同僚に言われていた)頃から、
仕事に没頭し、他人と関わる事で、
私と同じように、落ち着いてきましたが、
家族に対する心配が、
怒り口調で現れることが多くあります。


私は、家族の中でも比較的、
弟の死の受け入れることに対応していて、
落ち着いて受け止められるようになった、
と思っていたのだけど。
そんな私にも、まだ心が殺伐として、
固まる瞬間があることに、気付きました。

そしてそれは多分、一生消えないものなのかもしれません。

彼岸花

2016年1月5日火曜日

祈りと感謝と。

 (今年の年賀状は、四万十に行った時の写真を)


あけましておめでとうございます。
2016年になりました。
お正月は、いかがお過ごしになりましたでしょうか。
ワタシは夫の実家でのんびりと。
初詣も行って参りました。

初詣でも、祈る事は普段と変わる事無く、
ただ、今生きていられることへの感謝。
そして、願いはひとつ。
神様の、お役に立てますようにと。

人間、ひとりひとりの中に、神様がいる、と言われます。
それは、特定の宗教上の神様ではなくて。
この世に存在しているもの全てにある、
全宇宙的な存在というか...

人間の身体は小宇宙とも言われますね。
自分の外にある(と思っている)、
宇宙という果てしない空間が、
自分の内面に備わっているということ。
上手く言えないけど、自分の中に神様がいる、
というのは、そんな感じが近いかな、
と私は思っています。

神様のお役に立てますように、ということは、
自分の神様だけでなく、
他者にも存在する神様ー
すなわち、周りの人の為になりますように、
ということにもなるかな。

平和でありますように、
健康でありますように、
という未来への願いは、
今ここにある、
平和で健康であることへの感謝と、
他者の為に、という思いを、
ひとりひとりがそれぞれ抱くことで、
繋がるのではないかしら。

世の中や身の回りで、
不安な事は起こっていて、
目を背けるばかりではいられないけど、
そればかり見て、憂い過ぎることで、
エネルギーを消費するよりも、
プラスのエネルギーの思いに転換した方が、
良い循環が生まれると思うのです。

私自身は、この世界の中で、
ちいさなちいさな存在だけれども、
それでも何かと、誰かと、
影響しあっているのは確実だから。