からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

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こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2019年12月25日水曜日

将来の夢



14コ年下のまだ若かった弟が
急にこの世から居なくなった時

いつ誰がこの世から居なくなるかわからないんだ
という思いが刻まれてから

将来の夢が描けなくなった
それはまあ仕方ないかと思っていた

きっと将来の夢を思い描けない人は他にもいると思う
それで心許ない思いをしている人もいるだろう

それでも大丈夫
夢を描けなくても生きていける
夢を描こうとしなくてもいい
生きているだけで充分奇跡なのだから

そんなメッセージが伝えられたらいい
だってワタシはそうやって生きている
そんな風に思っていた

**

夢 に捕らわれていたのは私自身だった

「夢を語れない私」を受け入れたフリして、
平気な風情でいたけれど、
実はとてもとても傷ついていた

将来の夢や目標
というフレーズを耳にする度に、
思い描くことができなくなった自分に

もう将来の夢を語れなくなった弟に、
どこかで彼のせいにしていることに
申し訳ない思いと共に

***

そうか
ワタシ、傷ついているんだ...

太陽の陽射しが、世界の全てをきらきらと
照らしはじめる朝

朝陽を浴びて歩きながら、
ようやくそのことに目を向けることができた

同時に
自分が思い描こうとしていた将来の夢は、
自己実現の為のものだった、
ということに氣づいた

そうである必要はないんだよな...


私がこの世から居なくなったとしても
その先に続いてゆく、
そんな夢を描けたらいいな

と思った

****

もしかしたら
祈り も
夢なのかもしれない


どうか
私と
私の大切な人たちや家族が
すこやかで 安寧で 笑顔で
過ごせますように

今まで出会った人達やこれから出逢う人達が
すこやかで 安寧で 笑顔で
過ごせますように

災害や戦争や 事件や事故や 病気に遭われた人達が
すこやかで 安寧で 笑顔で
過ごせますように

*****

メリークリスマス。




2019年12月9日月曜日

自分探しをしていた頃。

あまり人に話したことはないけれど、実は。
若かりし頃、自己啓発セミナーに嵌ってた事があります。
なんだか、その事をちょくちょく思い出すので、思い切って書いてみます。

時は1990年代、自己啓発系が流行った頃。
会社の研修でもそんなセミナーが行われていた。
その頃の私は社会人デビューして、初めて付き合った人にたったひと月で振られて何故そうなったのか意味もわからず打ちのめされて。

でも振られた後に残った自分の、あまりの空っぽさに愕然として、これじゃあいけない、と様々な習い事に手を出していた。
そんな中、通っていた色彩講座の一コマにあった心理講座(的な何か)の講師の方が、自己啓発セミナーのファシリテーターでもあり、そちらに勧誘されたのが多分きっかけ。

当時は「嵌った」とは思わなかったけれど、セミナーに支払ってた金額や、通ってる回数を考えてみれば相当のめり込んでいた、と思う。
超苦手な勧誘を行ったり(そういうワークがある)、親に黙って東京までセミナーに行ったりするくらいには。

なのに、ある時ふいに夢から覚めたように、行くのを止めた。

そこに関わったことで、ほんとうのワタシを見つけたと思ってたけど、そこに居続けることは、なんだか違うな、と。
単にそれは依存しているだけだ、と気づいた途端にすごい違和感を覚えて。
それから徐々に居心地の良かった場所がとても悪い場所になってしまった。
なんでそこに気づいたかわからないけど。
単に気の済むまで通いきって、卒業の時期を迎えただけかもしれない。

洗脳されてるんちゃうか、
いやそんなことは無いはず、と頭の隅で考えながら、通っていたそのセミナーで得たのは、
「私は愛」
ということだったし、その言葉にとても救われた事は確か。

と思うと、ワタシにとっては、それは必要な体験だったんだなぁ、と思う。

ちなみにその当時の自己啓発セミナーの代表は、今何やってんだろうと思ったら、コーチングやってました。ふふふ。