からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

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こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2019年2月22日金曜日

「苦手」というギフト

苦手な事は、ありますか?

ワタシは、もちろん、たくさんあります。
身体動かす系とか理数系思考とか音楽リズム系とか、全般苦手。
人前で話すことどころか、そもそも
コミュニケーションも苦手(←いつも意外に思われるけど)。

得意なことの方が少ない、っていうのか、
あるのか?というくらい(笑)
(好きなことが、得意とも限らないしね...)

*****

そんな、身体を動かす事が苦手と思っていたワタシが、
ヨガを十年くらい続けていて、
二年前からは南インド舞踊のレッスンを受けていたりします。

当然ながら、元来苦手(と思っていた)分野ですから、
長年行なっていても、出来ない動きとか、ポーズがあります。


毎回、その動き行う前に、僅かに身構える自分、
そしてより注意を払う自分がいます。

出てきた苦手意識を脇に置き、
心を整え、ひとつひとつの動きに集中する。
いつもより、より丁寧に、
今日の自分の心と身体の動きを見てゆきます。

「集中できて、前より少し出来たわー」とか。

「今日動きが安定しなかったなぁ。
気持ちが落ち着かなかったからだなぁ」とか。

でもそういうことって、出来ない動きだからこそ、氣付くこと。
出来てしまうことだったり、好きだったりする動きは、
そこまでの心の動きが身体に影響しているかが、
見えにくかったりするのです。

「あぁ、苦手があるって、良いことなんだ。」
と、思いました。

より繊細に微細に、「今の私」の状態を教えてくれるのは、
得意な事よりも苦手な事である、ということ。

得意な事は好きだから、勝手に集中してゆきます。
苦手な事を行おうとする時ほど、
より高い集中力や注意力が必要になる。
それはチャレンジですが、だからこそ成長させてくれる。
こころの力を養うために、
「苦手意識」というものがあるのかもしれません。

自分の中の「苦手」を見つけた時は、
実は成長するチャンスなんだな。

そういえば、
「苦手というのは、ギフトなんだよ」
と苦手意識を持つ私に言ってくれた先生がいました。

そういう体験をすると、
苦手という思いも、好きという思いと等しく、
とても大切な事を教えてくれる、有り難いものなんだと、
特に最近思うようになっています。


2019年2月6日水曜日

ユーカリの思い出

「ユーカリの思い出」と書き起こした文章が、
二回も消えてしまいました...
(これには何か意味があるのかしら...)
と思いあぐねながら書き起こす三回目(笑)

冬の時期には大活躍のユーカリの精油。
どうして冬におすすめなのかや、使い方は、
Aratiの教室のコラムに書いてますので
よろしければご覧下さい♪

そんなユーカリの精油には、個人的な思い出があります。
こちらのブログにはその思い出を綴ろうと思います。

*****

ユーカリの精油は、人生で初めて出会った精油。

出会った場所は、親友と初めて行った、
海外旅行先のニューカレドニア。
二十年以上前の事。
そこでお土産に買ったのが、ユーカリの精油だった。

そのユーカリ初体験は...
実は、あまり印象の良いものではなかった(笑)

最初に嗅いだ時の香りは、
今迄嗅いだ事のないツンとした感じがして、
なんとも言えないもの...
(今思えば1.8シネオールの香りに慣れてなかった)

そして、英語表記で[風邪に良い]と何とか読めたので、
鼻詰まりの発熱真っ最中に試してみたけど、
匂いもわからないし、全然効果が感じられず
(今思えば使うタイミングを間違えている)。

そんな精油体験だったにもかかわらず、
「今は冬場に欠かせない」とか言ってるのだから、
人生わからないもの。

そして、二十年以上経った今でも、
時折ユーカリを手に取ると、思い出す。

初めての海外旅行。
旅先の景色、出来事。
親友と些細なケンカしたり、
カスクートを分け合ったりしながら、
過ごした刹那の日々ことを。

もうこの世で会う事はできない、
その親友のことを。

*****

もしかしたら、ユーカリの思い出は。
私にとって、アロマの、グリーフの原点、
出発点とも言えるのかもしれません。

だから私にとって、ユーカリの精油は、
少し特別だったりするのです。