からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。
こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

アロマトリートメント(全身)&ヘッドマッサージについて
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2017年4月20日木曜日

仕えている事に支えられている。

ブログがご無沙汰になっていました。。

個人的な事情で、中々更新出来ていません。

理由は、もう一つのブログ
(グリーフケアの学びを中心に書いてるブログ)に
のせております。

アロマのお仕事は、変わらずマイペースで行っています。

自分が選んだアロマの仕事
ー「仕」えている「事」のおかげで、
実は、自分自身が癒され、支えられている事を実感しています。

今までと変わらず、
自宅や病院でアロマトリートメントを行なったり、
先日はパパ・ママ・子どもたちと作るバスボム教室を
開催しました。

リラックスするクライアントさんの姿や笑顔が、
ワタシにパワーを下さるのです。

素直にワタシに話しかけてくれる子どもたちには、
元気をもらえました。

ほんとうに、有り難い。

来月からは、ネムの木さんでワークショップを行ないます。
その中で、二年ぶりのアーユル☆アロマも開催します。


また、案内しますので、是非ご参加下さいね。

2017年4月19日水曜日

父の死

今月初め、父が急逝した。
ちょうど、グリーフケアの臨床コースの二年目の授業が始まる直前の週の事。

入学条件の時は、家族が亡くなって三年経過した人が対象だった。
さて、受講中に家族が亡くなった時はどうなるのか。
私は、中断するつもりは全く無かった。

臨床コース二年目、初日。
父の死を知らせたグリーフケア講座の仲間が、気遣い、話を聞いてくれた。
講座を続けるつもりである事、今の思いなどを話していると、その内の一人が
「…強くなったんだねえ」と言われて、
素直にそうだなぁ、と思えた。

五年前弟が亡くなった時は、アロマセラピストの活動や、勉強、全く何もする気が起こらなかった。
日常生活が、ヴェールの向こう側みたいに現実味がなくて、
何もかも色を失っていて、なんの感情も、気力も無くなっていた。

けれども、今回は、それよりずっと、大丈夫だと感じる。
しょうもない事に苛立ちやムカつくことがある、とか、そういう感情がちゃんとある。
日常生活は目の前にある。

それは、弟のおかげだ。

今やっているグリーフケアの勉強も、弟がきっかけで、学んでいる事。
それがワタシを成長させてくれてきた。
そして、周りには、父の死の悲嘆にある私を安心して委ねられる人たちがいる。
だからこそ、学び続けたいと思った。
そして私にそのパワーが残っている事を感じる。

そして、アロマトリートメントを行うことも、私を救ってくれている。
あれから、自ら「仕」える「事」として、選んだ事。
それが逆に、私自身を支えているものだと、実感する。

五年前は持つ気力もなかった、
「その時」「その場」に集中する力を、
今持てるのは、
父を弟に預けられる、
という安心感のおかげもある。

全部、全部。
弟のおかげだ。

この世であえなくなってから、
むしろ、弟の存在の大きさを感じる。

私の中で弟は生き続けるというのは、そういう事なんだと実感する。
そして、父もまたそういう存在になってゆくのだと思う。

たんぽぽ