からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。
こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2016年4月5日火曜日

日々にこころを寄せること


或る朝、起きたらサポテンの花が満開になっていました。
白い小さい花が可憐に咲いているのを
のんびりと眺めているだけで、しあわせな気持ちになります。

会社を辞めよう、と決めて、辞めて。
そして、丁寧に生きよう、と本当に思うようになって。

日々の生活での意識が少し、変化しました。

今までおざなりになっていた日々の動作に、
注意を払うというか、
意識を向けるようになっています。

今までドアを閉めるとき、途中で手を離してしまってたのを、
きちんと閉まるまで、手を添えるとか。
洗いものをする、掃除する、そんな作業のひとつひとつを、
ゆっくり見ながら行なっていると、
物に対する扱いが自然にやさしくなり、
そして、自分の中に静けさが生まれるのを感じます。

そういう発見が、楽しくて。
丁寧に生きるとは、日常にこころを寄せるとは、
こういうことかな、と思っています。

以前、マインドフルネス瞑想を学んだ時、
日常で自動的に行なっている事を
五感を使って見つめる、というのがありました。
例えば、食べ物をいただくとき、
口へ運ぶ手の動きから、食感、味、噛んで飲む動作、
それらに意識を向けるということ。
実際に行なってみると、新鮮な発見があり、
自分の中に静けさが生まれているのを感じました。

瞑想を一日5分からでも行うと心身に良い、
と言われますが、
ただ座っている5分も、なかなかままならない、
という時もあると思います。
そんな時でも、日常の動作の中で行なえる、
この形の瞑想は、実践しやすいと思います。
例えば、
帰り道の最初の10歩、
昼食時の一口目、
アイロンの一枚目だけとかね。