からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

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こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2016年3月9日水曜日

再び、久高島へ。

久高島には、呼ばれないと行けないらしい。
と何人かの人に聞いた。

あれから丸三年。
再び、沖縄の久高島へ。
今回は、三年前のお礼をしに行く為に。

この島での、たった数時間の滞在が、
私を癒し、前に歩かせてくれる一歩になったから。

昨年の秋、会社を辞める事を決めた時、
ふっと、「そうだ、久高島に、あの時のお礼をしに行こう」
という思いが立ち上がった。

今回は、この島に宿泊する事に。
ここから朝日をのぞみたかったから。
ニライカナイの方向から、昇る太陽を。

久高島
前回の晴れ渡る暖かい青空とは打って変わり、
今回はびゅうびゅうと風が吹き、灰色の雲が流れる空。

久高島の地を自分の足で踏みしめたかったのと、
時間があったので、自転車を使わず、歩いて島の岬まで。

行く途中、自転車では気付かなかった御嶽が所々にあって。
そのひとつひとつに入ってみる。

全身が痺れるような感覚。

でもそのあと不思議な、
自分の全身を貫く熱さみたいなものも感じる。

畏怖の念を感じずにいられなかった。

「お礼をいわれるほどもない事よ」
と私の思いなど吹き飛ばすような、
大いなる愛、のようなものも感じた。

「ちゃんと芯を立てて生きなさい。」
今回は、なんとなく、そんな風に言われたような気がした。



夜中じゅう、そんな吹きすさぶ風が、
厚い雲を取り払ってくれたおかげで、
翌朝、朝日を拝むことが出来た。

私は、呼んでいただいた、のだろうか。

ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。

お礼とかそういうものを越えた、
大きな畏怖の念に対して、
そしていただいた気付きに対して、
ただ、ただ、祈りを捧げた。

ニライカナイまでの岬