からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

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こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2014年12月6日土曜日

持っていないから、わかることがある。







人は何かを持っていて、何かを持っていない。

アーユルヴェーダで先生がおっしゃった言葉が、とっても印象に残っている。
それは確か体質論の中で云われたものなのだけれども。
色んなことに通じる、と思う。
物質的なこと、性格や性質のこと。

誰もがみな、当てはまるのに、
それでも「持っていない」に対して、
憧れや羨ましさをどこかに感じていた。
それは「持っていたい」という執着が、残っているのかな、と。


でも、友人の、素敵なところを思い浮かべていた時に、

「あ、持っていないことって、いいな」

と素直に思った。

友人を素敵だな、とか、いいな、と思うところは、
ワタシが持ち合わせていないところ。
それは、持っていないから、気づくことができること。

自分が今持っているものを、ありがたく思うのは、
持っていないものがあるから。


「持っていない」があるお陰で、
友人の素敵なところに気付けたり、
今、自分がいることに感謝できたりできるんだ。

「持っていない」は、素晴らしい気付きを与えてくれる。

自然のあるがままの、美しさに感動できるのは、
ワタシが生み出すことができるものでないから。

「持っていない」って、良い。

と、思うと、
持っていない、ということも、なんだか嬉しくなってきた(笑)


そして、実は「持っていない」のことばの先にあるのは。

持っていない、

ということを与えられている、

ということなのかもしれない。