からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。
こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2018年3月23日金曜日

グリーフケア人材養成講座の修了式。

3月10日、グリーフケア人材養成講座の修了式でした。
長いようであっという間の二年間。

死生観を養うための知識を学び、
いのちと向き合う現場の先生のお話を伺い、
自分の生育歴を語るグループワークを行い、
ものすごい勇気を振り絞って向かった集中実習、
無力感や心の震えを味わった100時間の実習。

それは、「いのち」を目の前にして、
自分と対峙し、自己開示を求められ、
常に自分の在り方を試される。
そんな体験をした二年間。

修了式後の茶話会では、最後のグループワークと称して、
同じ臨床コースの仲間と、
「この二年間を食べ物に例えると」
というお題で発表しました。

ワタシは、この二年間の味わいを、食べ物に例えたのは、
ホワイトアスパラガス入りのサラダボウル。

常に新鮮な、「今、ここにある気持ちを味わう」その大切さと、
ホワイトアスパラガスという、
食べ物の好き嫌いは殆ど無い私が、唯一すっと苦手だった食材を、
自分の中で長年コンプレックスと感じていた苦手意識に例えて、
そこに向き合えて、乗り越えた、
その向こうある世界を見られたことを、
その食べ物にあらわしました。

自分を見つめ、開き、許されるという体験を経て、
味わったブレイクスルー。
すぱーん!と気づいて生まれ変わったように感じたけど、
だからって、
言動が大きく変化するわけではなく、
ワタシは、ワタシのままでした。

人は氣づくと氣づかないに関わらず、
既に常にその人自身を生きている、ということ。

その体験は、導き見守って下さる先生方と、
なによりも共に学びあい支え合う仲間がいなければ、
なし得なかった事。

何にも代えられない経験、先生、
そしてかけがえのない仲間に感謝です。