からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

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こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2015年6月8日月曜日

奈良・アーユルヴェーダ的大人の遠足。

初夏の日差しを感じるある日。
奈良のアーユルヴェーダ仲間の方々が主催する、
大人の遠足♪へ参加しました。  

まずは、織物体験。
江戸時代から、本麻奈良晒を生業とされている織物屋さんにて。
現在にいたるまでの歴史を滔々と語られるご主人。
今はたった一軒になってしまった、奈良晒。
これを継いできた、自負と情熱が感じられました。

つぎに、草木染の体験。
91歳の女性が先生!
50歳から始められたそう。
何かをスタートするのに、全く年齢は関係ないと、

こういう時実感します。


先生は、「草木染は難しい」とおっしゃってたけど、
アシスタントの方は「簡単に手軽にできますよ」って(笑)
多分、極めようとすると、
思うような色が出せなかったりする難しさはあるけど、
それほど厳密にならなくても、それなりの味わいを出せる、
ということではないかしら、と思ったり。

ランチは、奈良のインド料理屋さん「vanam」さんにて。
実は念願だったのです。
絶妙なスパイス加減が、抜群に美味しい!




そして、予定には無かったけれど、
時間が少しあったので、新薬師寺へ。
「アーユルヴェーダを学ぶ人は、ここへお参りして、

薬師如来のご加護を受けましょう」と
インドのDr.がおっしゃったそう。
(薬師如来は、インドでは「ダンヴァンタリ」という

アーユルヴェーダの神様にあたります)

ちなみに、日本におけるアーユルヴェーダ伝来は、

奈良は平安時代に遡ります。
奈良は、アーユルヴェーダと縁が深く、
サンスクリット語が語源ではないかと思われる名称の名残が
ちらほらあるそうです。

薬師如来と、彼を守る十二神将の像。
これがもう、本当に凄い。
奉られた堂にはいると、なんだか空気が違っていて。
薬師如来様の前にずっと座っていたくなりました。
きっと、また来ます。




全般を通して感じたのは、
ただ、まっすぐに、
その道を進んでいる方のお話、
そしてその手で作られたものは、
純粋な魅力に溢れているということ。
さわやかな自然の中でそれらに触れることができた、
素敵なツアーでした。


このツアーでの戦利品。
奈良晒しのふきん。
草木染体験させてもらったハンカチーフ。
vanamさんのチャイスパイスセット。
(家にスパイス、沢山あるのに、買ってしまった♪)