からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

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こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2015年6月1日月曜日

ポラリティセラピー体験

最近、ワタシの周りで出会うコトバ、「ポラリティセラピー」。

なんじゃらほい、と入門書を読んでみる。
          ↓

   

そしたら先日、急に時間が空いて、
運良く、「ポラリティセラピー勉強会」に参加できました。
そこで初めて、ポラリティセラピーをプチ体験。

そっと触ってもらうだけで、
ゆるゆると、身体の緊張が取れる。
やさしくて、あたたかくて、癒される。
それが特別な誰かが行なう、とかではなくて、
同じ勉強会に参加している方々との触れ合いで、起こる。

誰もがそんな「手」を持っている、ということを、実感する。


「ポラリティ」とは日本語に訳すと「極性」の意。
N極とかS極、プラス極/マイナス極、の「極」のこと。
人にはプラス極とマイナス極のエネルギーが流れていて、
それをスムーズに整えて、バランスさせて、
心身の不調を根本から整えましょう、
というのがポラリティセラピー。(すごいばっくりしてますが)
その理論には、アーユルヴェーダ医学を主とした、
伝統医学のエッセンスが取り入れられていて、
人という存在を、ホリスティックに捉えています。

そのエネルギーの整え方の一例は、
やさしく相手に触る、というシンプルな行為。

でもそれだけで、身体は色々な反応を示す。
触れられた人自身の身体、触る人の手が感じ取るもの。

参加者みんな、その手法を体感した後の表情は、
目がぱっちりと開いたり、来た時よりも和らいでいて。

物事には、全て極がある。
極端の「極」。
交感神経と副交感神経。
右と左。
動と静。
陰と陽。
喜びと悲しみ。

両方あるからこそ、両方とも存在しあえている。
どちらも同じく、どちらが良いも悪いもない。
ただ、どちらか側に極端に偏ると、
もう片方の存在が、見失われてしまう。
そのバランスが崩れると、心身に不調がおこる。

自分が「今、どの状態にあるか」を見ることが、大切。

不調は、自分から自分へのメッセージ。
手は、相手からのメッセージを受取り、応えるツール。

ポラリティセラピーをレクチャーしてくださった講師の方が、言われました。
「どこをどうして欲しいのかって、相手の身体が教えてくれる」と。

全ての魂は、みんな知っている。
この肉体をどう扱えばいいか。
この心をどう捉えたらいいか。

ただ、気付いていないだけ。
ただ、忘れているだけ。
顕在意識や、感情や、思考が、
善悪の判断を行い、
無知という知にフィルターをかける。

それらは現代社会に生きるには、
とっても必要なツールだけれども、
それは、「私」そのものではない。
「私」は、そのツールを脱ぎ捨てたその奥にある。

繋がる、つながる。
ワタシの中で。
今行なっているアロマセラピーのトリートメントと、
学んでいるアーユルヴェーダを結びつけるヒントが、
ポラリティセラピーの中にあるような気がする。

とても繊細で微細な、エネルギー体としてのわたしたち。

「ワタシ、鈍感だから」
とごまかしたり、わからないふりはやめて、
これから、じっくり、ゆっくり向き合ってゆこう。
そんな風に、思いました。