この時期、梅酒を皮切りに、色々なものを漬けたくなります。
とは言え、梅干は今まで手を出したことはなく、
もっぱら手軽な果実酒ばかり。
あとは去年からはシロップづくりが加わりました。
昨年は、山桃やすもも、びわなど、
甘く華やかな香りの果実酒を漬けてみたのですが、
それらのお酒がまだ残っているのを見て、
そういや、ワタシ甘くないお酒の方が好みだったんだ、
という事実に気付いたり。
作るとき、そこを時々忘れます(笑)。
やはりワタシは、どんなことであれ
「作る」という行為、そのものが好きなのです。
昔、絵を描いたり、陶芸したり、
お菓子を作ったりするのが好きでしたし。
その一方で、できた成果物には、
意外に執着していないところがあって、
自分の作ったものも、あっさり手放しちゃう方かも。
だからそんなに好みでない果実のお酒をつくったり、
下手の横好きなままだったりするのかも。
素材から、何かの形に変化すること。
そこに無かったものが作られること。
創造をしている時の、ただ無心になれる瞬間に、
ワタシの心は悦びを感じるのかな、と思います。
とはいえ。
やっぱり食べたり飲んだりするのに、
好みのものを美味しく作ったほうが良い訳で
(そこには執着があるなやっぱり)。
今年は、梅酒とレモン酒を作ることに。
それぞれシロップもね。
そして余ったレモンの皮は、
リモンチェッロにしてみることにしました。
只今エキスを抽出中(写真左↓)
そうそう、あともうひとつ、この夏つくってみたかったもの。
ミントのお酒(写真右↑)。
これでモヒートを作ってみたい、
というのがこの夏のささやかな野望です(笑)
さてさて、出来上がりが楽しみ♪