からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。
こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

アロマトリートメント(全身)&ヘッドマッサージについて
施術メニュー/価格/予約時間/場所等は→こちら
施術の流れ/内容については→こちら
をご覧下さい。

2015年5月15日金曜日

アロマボランティアに参加して

先日、介護付き高齢者専用施設の「グランポルト宝塚」の、
アロマボランティアに参加しました。

病棟や介護施設でのボランティアは久々なのと、
この施設へは初参加なこともあって、やや緊張しました。
アロママッサージする手にも、

それがあらわれてしまったかもしれません。

「お話しながら、ハンドマッサージをして下さいね」と言われて、
久々に「どう話をしていったら良いのだろう」という、
「話しかけるのが苦手」っていうワタシが、出てきました。

あとから振り返ると、
自分に意識が向いてしまった、と大反省。

その意識は、

スムーズに会話を弾ませたい、とか、
相手はどう思うだろう、とか、という、
自分軸にベクトルをあわせて考えていること。
相手軸にベクトルが向いていません。

一番、大切なのは、
相手の方が、いかに心地良く、

安心で寛ぎのひとときを過ごしていただけるか。
そのために、相手の状態、様子、調子を伺う。
お声掛けは、その一環として行なうもの。

病院や介護施設に行く前は、

いつもこころがけようとしているのだけど、

いざ、となると、実践で中々伴わず、
相手を目の前にすると、

いっぱいいっぱいで終わってしまうことが。
「話しか けるの苦手だから…」に逃げている気持ちと
何度か向き合っています。
(成長してないわね〜、とアロマの先生に言われそう^^;)

アロマボランティアを通して、本当に、沢山のことを学びます。
相手の方とのお話から、先輩セラピストの対応から、
実践の中での気付き。

そうやって色々悩んだり反省したり考える中、
ふと思ったのは、
そういうものなのかもしれない、ということ。

多分、「これで大丈夫」って思うのは、

これからもないのだと思います。
もし、そんな風に思った時は、
「(ワタシが)満足にできた」という、
自分のエゴから、まだ離れ ていない状態なのです。

ただ、その「瞬間」と「場」の中に、ありつづけること。
ありつづけようとすること。
相手の中に、その場を委ねること。
いつでも、どんな時でもそれを目指して、日々精進です。

そんな中で、
相手の方の穏やかな表情だったり、
「ありがとう」の言葉だったりをいただくと、
本当に、ほっと嬉しくて、有り難くて。

精一杯、心を込めて、お礼します。

こちらこそ、本当に、ありがとうございます。

少しでも、お役に立てますように。
そう、祈りながら。