滅多に無い眠れなくなった夜に、
やってきた思いの備忘録です。
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夜中に目が覚めた。
いつもだったらまた直ぐに眠れるのに、
何故かなかなか寝付けなくて、いつのまにか色々と、
今までやってきたことや学んできたことを、
どうやってこれからに繋げていこうか、
将来の青写真みたいなことをを考えていた。
アロマセラピー、タッチケア、グリーフケア、
ヘッドセラピー、リフレクソロジー、
ホリスティックに生きること、スピチュアルについて。
ぼんやりと、伝えたいことが見えてきているんだけれど、
まだ具体的に掴みきれていなくて。
一体私ってば、今まで、色んなケアを学んできて、
実践してきたつもりだけど、
どれだけ相手の為になってきたのかなぁ、って、
不安になって、振り返ってみた。
最初に思い出したのは、
一度アロマボランティア実習で挫折しかけた緩和ケア病棟で、
再びケア活動したい、と思うきっかけとなった方の顔。
それから次々に、アロマケアやスピチュアルケアの中で
出会った方々のお顔や、
その時語ってくれたその方の人生の一部に出会った場面が
現れてきた。
そして、
「大丈夫だよ」「大丈夫」
という言葉が、浮かんできた。
それは、あたかも今まで出会った方々が、
語りかけてくれたかのようで。
ほろほろと、ほろほろと、涙が溢れてきた。
そうか、違うんだ。
ワタシが相手の為にいかに動けたか、いうことは、
わからないけれど。
ワタシ自身は、出会った方々が話してくれた、
その方の人生のものがたりに、
支えられて生きているいるんだ。
それは、自分が頭で考えているより、
はるかに多くの体験として、
ワタシの中に息づいているものなんだと思う。
ワタシは、その様々な人生の物語りや出会いを通して、
感じた事や、考えてきたことが、学びへと繋がっていて、
それらを伝えてゆく、という立場にあるんだ。
それに氣づいた瞬間、すうっと、
自分の中に一本の筋道が通ったように感じた。
そう、大丈夫。
ワタシが支えられているものを思えば。