からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

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こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

アロマトリートメント(全身)&ヘッドマッサージについて
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2016年11月21日月曜日

しばにさんのワークショップ!

すり鉢を探した時に、友人からのお勧めで出逢ったのが、
宮本しばにさんのHPで扱ってらっしゃったもの。
ネットで購入した際のやり取りで、
しばにさんが直接メールしてくださった感激と共に、
その文章に道具への愛情がすごく感じられて、
心温まったことが印象的でした。

その後、すり鉢を教えてくれた人とは
別の友人・あゆみちゃん
しばにさんを大好きなことを知り、
先日、神戸に呼んでワークショップを開くことになったよ、
とお声がかかり、(何て素晴らしい行動力!)
速攻参加を決めました。

そして先日開催されたワークショップは、
終始あたたかく、楽しい時間でした。



料理をつくるための、レシピはあるけど、
大切なものは、その先にあるもの。
「自分の」料理から、離れてゆくこと。

キッチンの小宇宙。
何にもとらわれず、自由な場所、
自分を見つめ、変えてゆける所。

食材に、調理に、自分の身を投じる。
道具に頼る、というより委ねる。
そこから教わることを見る。

お話を聞きながら、これは料理の話だけどそうじゃない、
「道」の話なんだな、と思いました。

先日参加した、
うたのワークショップ(まだブログに書いていない)や、
高野山での体験で感じたことにも、
どこか、通じるものがあって。

方法やジャンルが違うだけで、
全部目指す道は一緒なんだな、と。
枝葉はたくさんに分かれてるけど、
もとをたどれば、一本の幹。

どんなジャンルであったとしても、
その道に気付き、歩んでいるひとたちは、
色んなチャレンジや苦労や辛さを体験して、
得た道すじなんだと思うのです。

だから、語られる言葉は、
それらを超えたものだけが持つ深みと同時に、
かろやかさが感じられて、
色んなものを包み込んでくれ語りかけてくれる。
そして、私たちの心に、やわらかいだけではない、
じわじわと染み込んで広がってゆくものがある。

...きっと、こんな風に、受け取るということは、
ワタシが今行なっていることも、学んでいることも、
ジャンルが違うけど、目指している所は変わらないのでしょう。
アロマセラピーを行なう、グリーフケアを行なう、
「自分の」から離れる、その先にあるもの。


ピンクとオレンジのグラデーションで縁取られた
(なんかそんな色のイメージが浮かんだ)、
やさしくあたたかな光に包まれたような、
そんな時間を過ごしました。


そこで作った、ふわつやのごはんのおむすびも、
お味噌汁もミネストローネも、
にんじんのナムルもおとうふも、
とても優しくて美味しかったな。

こころふかふか。

しばにさん、
企画してくれたあゆみちゃんとケイコさん、
そして一緒に参加したみなさま、
良い時間を、ありがとうございます。