からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

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2015年9月5日土曜日

秋のあたまに、ヘナはじめ。

9月に入りました。
真夏の日差しが影を潜め、
朝夕の空気に秋の気配を感じるようになりました。
とはいえ、日中の暑さは、まだ続きそうです。

夏の名残りから秋のはじめのこの季節は、
夏に増えた体内の”火”の要素
(アーユルヴェーダでいう「ピッタ」)が、
まだまだ乱れやすい時期なのです。

そんな身体のピッタな熱を上手にコントロールするのに、
ぴったりなのが、「ヘナ」。
ミソハギ科の植物で、髪や肌への染色剤として、
ヘアカラーやマニュキュアなどに古代から使用されてきました。

何度か、そのヘナの効果について聞いているのですが、
先日、参加したアーユルヴェーダの夏対策ワークショップで、
改めてその良さを感じた次第。

白髪染めとしておなじみとなったヘナですが、
実は、白髪を染めるだけでなく、髪の色艶や地肌の健康を保つ、
優れたトリートメント剤なのです。
(インドの女性は漆黒で豊かな髪の方が多いのは、
ヘナを日常的に使用しているお陰もあるはず)

そして、身体の熱を冷まし、解毒作用(デトックス!)
もあります。
頭皮に浸透したものは、
子宮まで届くとも言われるので、その浄化も。
女性にとってうれしい効果が期待できます。

あと、脱毛予防や育毛効果も期待されるので、
男性にも良いのです!
(脱毛は、ピッタの乱れによるものなので、
理にかなってますね)

ということで早速家で、その効果を力説し、
夕食後、夫婦そろってぬりぬりしました(笑)
簡単、手軽に出来る方法を教えてもらったので、続けられそう。


ヘナで染めた白髪は、その人自身の持つ色素によって、
それぞれ違う色に染まるそう。そんな自然なところも良い。

さて、ワタシの白髪量は、変化するのか。
ダンナの円形脱毛は、改善されるのか。
実験してみようと思います♪

なお、ヘナを選ぶ際に、気をつけることは、
必ず化学染料が入っていない、100%純粋なものを選ぶこと。
ヘナの良い効果が得られません。

あと、妊娠中、生理中、熱があるとき、体調の悪い時は、
ヘナの使用は控えます。
冬場は冷えすぎないように、
足湯などで身体をあたためながら行ないましょう。

ちなみに、ヘナは、メヘンディという、
肌に模様を描く染料の材料でもあります。

最近は「ヘナタトゥー」とか、「消えるタトゥー」とか、
日本でも言われますね。
インドでは、花嫁さんに「しあわせになりますように」
という願いを込めて、肌全体に描かれたりします。



以前、このメヘンディというのを描いてみたくて、
ワークショップに参加した時の作品。
(最初は肌でなく、布に描きました)

こういう、細かい模様を描くのが、結構好き。
ただひたすらひとつのことに没頭する時間は、
瞑想に通じるらしい。
また描きたいなぁ。