ある朝、電車が遅れました。
以前なら、遅刻しちゃうな、とか
延着証明もらわなくちゃ、とかちょっと焦る自分がいました。
でも、今は、そう焦る必要がなくなったので、
逆に、
「ゆっくり徐行運転する電車のおかげで、
思考と肩の力を抜くことができたわ」と思った位。
その時、
今まで捉われていたのだなあ、
ということに気づきました。
「遅刻をしてはいけない」とか。
あと「休んではいけない日がある」とか。
まあ、社会人として当たり前といえば、当たり前なんだけど。
勿論、職場に遅刻したり、休んだら他の人に迷惑がかかる。
あと会社内の評価が下がるとかもある。
でも、いざできない、という状態になったら、それはなんとかなるのよ。
ワタシがいなくても。
それを、「〜しちゃいけない」「〜すべきである」
という思いに捉われているのは、自分自身。
自分が、単にそれを選択しているだけ。
誰かに強制されているわけではないのです。
勿論、遅刻しないことや重要な日に休まないことは、
勤めている上では大事なこと。
だからこそ、「〜しなければいけない」という感覚が
「普通」だし、「当たり前」だと思っている。
ただ、その「普通」や「当たり前」と思っている事の積み重ねが、
気づかない間にストレスの原因になっている場合もあるのだろうな、
と思う。