からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。
こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2019年12月9日月曜日

自分探しをしていた頃。

あまり人に話したことはないけれど、実は。
若かりし頃、自己啓発セミナーに嵌ってた事があります。
なんだか、その事をちょくちょく思い出すので、思い切って書いてみます。

時は1990年代、自己啓発系が流行った頃。
会社の研修でもそんなセミナーが行われていた。
その頃の私は社会人デビューして、初めて付き合った人にたったひと月で振られて何故そうなったのか意味もわからず打ちのめされて。

でも振られた後に残った自分の、あまりの空っぽさに愕然として、これじゃあいけない、と様々な習い事に手を出していた。
そんな中、通っていた色彩講座の一コマにあった心理講座(的な何か)の講師の方が、自己啓発セミナーのファシリテーターでもあり、そちらに勧誘されたのが多分きっかけ。

当時は「嵌った」とは思わなかったけれど、セミナーに支払ってた金額や、通ってる回数を考えてみれば相当のめり込んでいた、と思う。
超苦手な勧誘を行ったり(そういうワークがある)、親に黙って東京までセミナーに行ったりするくらいには。

なのに、ある時ふいに夢から覚めたように、行くのを止めた。

そこに関わったことで、ほんとうのワタシを見つけたと思ってたけど、そこに居続けることは、なんだか違うな、と。
単にそれは依存しているだけだ、と気づいた途端にすごい違和感を覚えて。
それから徐々に居心地の良かった場所がとても悪い場所になってしまった。
なんでそこに気づいたかわからないけど。
単に気の済むまで通いきって、卒業の時期を迎えただけかもしれない。

洗脳されてるんちゃうか、
いやそんなことは無いはず、と頭の隅で考えながら、通っていたそのセミナーで得たのは、
「私は愛」
ということだったし、その言葉にとても救われた事は確か。

と思うと、ワタシにとっては、それは必要な体験だったんだなぁ、と思う。

ちなみにその当時の自己啓発セミナーの代表は、今何やってんだろうと思ったら、コーチングやってました。ふふふ。