自分の感覚は、自分だけのもの。
誰とも比べられないもの。
そんな当たり前のことに、はた。
ときづきました。
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「天や宇宙に繋がった」とか、
「インスピレーションが降りてきた」
という人の声を聞くたびに、
"すごいなぁ、それってどういう感覚なんだろうなぁ"
て思っていました。
なんだか、そういう感覚に憧れていたんです。
で、自分の中で「あれかしら、これかしら」
なんて探ったりして。
でもどうも違う。
きっと探すもんじゃない。
そんなことをつらつらと思っていた時、
ふと、私自身が、実際に
「今、ここ」で得られているはずの、
内面の感覚に対して曖昧にしか感じ取れてないことに
きづきました。
今まで探してた(天や宇宙と繋がるといった)感覚は、
誰かが得たものを想像しているだけ。
それは、決して自分が得られるものでない。
だって、その人の感覚は、その人しかわからないもの。
他者の感性は、決してわかりえないように、
自分の感性は、自分にしかわからない。
私しかわからない、私だけのものなんだ。
私しかわからない、その自らの内面を微細に見られなかったら、
適当にしかわからないに決まってるじゃないか。
なんだか、それがすとっ、と胸に落ちてきました。
宇宙は自分の中にある。
自分の内側の感覚を、
内面で何が起こっているかを、
もっと微細に丁寧に感じよう。
”内なる声が聞き取れない”
と、諦めていた部分に、そう思い込んでいる自分に、
もっとじっくりと耳を傾けてみよう。
言葉にできなくても、ぼんやりしていたとしても、
その”ぼんやりさ”を今までよりもっとじっくりと感じてみる。
そうやって、微細なところを磨こう、と思います。