からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。

からだとあたまからこころまでほぐす、セラピストAsacoの日々の徒然。
こころがちょっと疲れた時に、からだが不調を感じる時に。
ひだまりのようなひとときを。

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2017年7月19日水曜日

苦手の先にあるもの

最近思うのは、
自分が苦手だと思っていること、
苦手意識を抱いているものの、
その向こう側に、
自分が本当に求めているものがあるんではないかということ。

苦手なことがあることって、
実は素晴らしいことなんではないかということ。

もちろん、好きなこと、得意なことを突き詰めてゆくことも、
素晴らしいこと。
でもきっとその好きな事を突き詰めてゆく過程で、
苦手だ、と思うパーツは出てくると思う。

でも、実はそこが、一番成長するところ。


例えば、子どもの頃から運動音痴を自覚していたワタシが、
30歳を超えてから、なぜかテニスをすることになって。
テニススクールに通うも、他の人より上達が遅くて、
かなり凹んだりもしたけれど。
でも、ひとつクラスが上がれた時の喜びや充実感は、
得意であれば得られなかった感覚。

あるいは、夏は冬よりも不調になりやすい体質なので、
苦手なのだけれども、
だからこそ、不調にならないように、
アロマやアーユルヴェーダの知恵をお借りして、
色々試したり、実践していることで、
冬の対策よりも夏の対策の知識の方が、
ずっと詳しくなってたり、
実感を持ってその対策を伝えることができる。

これらのような日常の事柄もだけど、
生きていく日々の中で、もっと根源的に、
苦手なもの、チャレンジなことが、
目の前に現れる時があります。

それはもしかしたら、
その「苦手」の向こうにあるものが、
自分の人生にとって素晴らしいもので、
それを得るチャンスなのかもしれません。

更にその苦手なものが過去のデジャヴを感じるものならば、
そのチャレンジに真正面から取り組む事で、
過去と向き合い、
本当に求めている未来に繋がるのかもしれません。

今、まさに取り組んでいることが、
ワタシにとって、そういうもののような気がしてならないのです。

目の前にたちはだかる「苦手」意識や「嫌い」な気持。
そんな自分のエゴに惑わされそうになるけれど、
その先にあるものに意識を向けると、
そんなエゴからちょっと離れられる感じがします。

そうすると、本当に求めている、目指しているものに
まっすぐに歩んでいけているような気がします。