最近思うのは、
自分が苦手だと思っていること、
苦手意識を抱いているものの、
その向こう側に、
自分が本当に求めているものがあるんではないかということ。
苦手なことがあることって、
実は素晴らしいことなんではないかということ。
もちろん、好きなこと、得意なことを突き詰めてゆくことも、
素晴らしいこと。
でもきっとその好きな事を突き詰めてゆく過程で、
苦手だ、と思うパーツは出てくると思う。
でも、実はそこが、一番成長するところ。
例えば、子どもの頃から運動音痴を自覚していたワタシが、
30歳を超えてから、なぜかテニスをすることになって。
テニススクールに通うも、他の人より上達が遅くて、
かなり凹んだりもしたけれど。
でも、ひとつクラスが上がれた時の喜びや充実感は、
得意であれば得られなかった感覚。
あるいは、夏は冬よりも不調になりやすい体質なので、
苦手なのだけれども、
だからこそ、不調にならないように、
アロマやアーユルヴェーダの知恵をお借りして、
色々試したり、実践していることで、
冬の対策よりも夏の対策の知識の方が、
ずっと詳しくなってたり、
実感を持ってその対策を伝えることができる。
これらのような日常の事柄もだけど、
生きていく日々の中で、もっと根源的に、
苦手なもの、チャレンジなことが、
目の前に現れる時があります。
それはもしかしたら、
その「苦手」の向こうにあるものが、
自分の人生にとって素晴らしいもので、
それを得るチャンスなのかもしれません。
更にその苦手なものが過去のデジャヴを感じるものならば、
そのチャレンジに真正面から取り組む事で、
過去と向き合い、
本当に求めている未来に繋がるのかもしれません。
今、まさに取り組んでいることが、
ワタシにとって、そういうもののような気がしてならないのです。
目の前にたちはだかる「苦手」意識や「嫌い」な気持。
そんな自分のエゴに惑わされそうになるけれど、
その先にあるものに意識を向けると、
そんなエゴからちょっと離れられる感じがします。
そうすると、本当に求めている、目指しているものに
まっすぐに歩んでいけているような気がします。